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連歌や茶の湯と並び、いにしえの武士や僧侶・貴族に嗜まれた一節切(ひとよぎり)

室町時代に中国から伝来し、連歌や茶の湯と並び、当時の文人や武士に嗜まれました尺八の原型、一節切(ひとよぎり)。

 

一休さんこと、一休宗純和尚もこの縦笛に熱心だった様子が『狂雲集』などから読み取ることが出来きます。当時は一節切とは呼ばずこれを尺八と呼んだようです。

 

江戸に入り、普化宗の虚無僧による普化尺八、すなわち現在の一尺八寸の尺八が法器として広まるにつれ、一節切はゆっくりと衰退を辿ります。解体新書でお馴染みの蘭学者、前野良沢はいにしえの文人の嗜みを尊び、一節切は後世に残すべき貴重な文化であると訴えていたことは知られざるエピソードです。

 

和楽器百人堂では、現在三管の稀少な一節切の古管を御用意しております。この機会に是非、いにしえの文人達の嗜みに挑戦しませんか?調子は黄鐘 (A管)です。

 

一節切 金梨地蒔絵巻き 

 

 

一節切 煤竹籐巻き 管内朱漆塗り

 

一節切 銘“鳳鳴”煤竹籐巻き 

 

 

和楽器百人堂では江戸時代の貴重な小鼓胴も取り揃えております。

 

京都、本願寺大谷家所蔵の小鼓古胴一双(上記写真)をはじめ、江戸時代から明治期に製作された稀少な小鼓胴・古革を豊富に取り揃えております。(大鼓、締太鼓合わせて四十以上)

小鼓はすべてお試し打ちいただけます。初心者の方でも打ちやすい薄めの小鼓新革、国産麻特級調べ緒等もご用意しております。

当店ビルの2Fにて小鼓教室(当店グループ音楽教室レイクハウス)も実施しておりますので、初心者の方でもご安心のうえ、小鼓をお選びいただけるようサポートしております。皆様のご来店をお待ちしております。


和楽器百人堂

03-5386-4566

wagaku@tcgakki.com

営業時間:11時〜20時 (毎週水曜休み)

東京都 新宿区 百人町1丁目 11-29 ARSビル1F

JR山手線新大久保駅から徒歩2分、大久保駅南口から徒歩3分