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煤竹本節鳳笙古管 銘“狐雲”
細身の美しい姿
狐雲が星空にたなびく如く頭の蒔絵も格別。
太秦廣就(林廣就)の養子、林廣守は幕末の笙演奏家であり、明治に入り、日本の国家“君が代”の作曲者となる。
鎌倉時代の卓越した笙製作家であり、信貴山の僧侶であった行円が製作した慶雲丸へのオマージュ的な一管であったことが、工の竹内側に刻まれた文字から伺える。
和楽器百人堂