本日は4月1日。慌ただしくも活気のある街の様子に負けてはいられません。当店もヤル気200%で和楽器の逸品をお届けして参ります!!
と気合を入れたところで、お腹の底から奥ゆかしき寓の音が。というわけでして昼食に外出しました。
当店の位置する新大久保駅改札から1本左(西側)に入った通りも、韓国料理店が増えました。しかし、この韓国系の料理屋さんは変わるサイクルが恐ろしく早いんです。
アレ?また新店オープンしたんだあ、、今度試してみるか、と素通りしていると、数ヶ月後にはまた別の店だったりします。
誇張ではなく、ホントに見切りをつけるのが早い。
国民性なんでしょうか。
以前ミャンマー料理のヤッタナーがあった場所も同じく韓国レストラン。韓国料理は好きですが、こんなに沢山あると、なんとなく敬遠しちゃいますね。
そんなことを考えながら今日は何処に入ろうかと物色していると、とあるビルの1Fも閉まる様子。前にナニがあったかさえ、思い出せませんが、新店改装工事のようです。
勝手な希望ですが、和食系がいいですね〜。
うどん屋でもいいかな。ちょっと丼物もあったりしてね。でも、チェーン店はご遠慮戴きたいかな。って、勝手に飲食って決めていますが、ちょっと気になるので、オープンまで定期観測してレポートでもしてみましょう。
さて、先月に引き続き、地唄用三味線の丸撥が入荷致しました。七八サイズですので生田流の方にも最適です。その他、長唄能楽用の締太鼓、十九段鉋目の小鼓古胴などが入荷致しました。
津山撥 象牙丸撥七八 特別販売価格294,000円(税込み)
重さ264グラム(71匁) 開き134ミリ 全長235ミリ 才尻31ミリ☓30ミリ
撥鞘、地唄用柄物ケース付き
生田流地唄の象牙丸撥。先月入荷分は、小振りの七ニサイズでしたが、今回は七八の典型的な津山撥です。象牙の質も特上。握りによる黄ばみは殆ど出ていません。新品ですと100万円は下らない逸品です。
能楽長唄締太鼓 特別販売価格68,250円(税込み)
能楽・長唄、民謡用の締太鼓。皮=漆、金箔張り。牛革1尺1寸5分=34.5センチ。金蒔絵入り欅繰り抜き胴。樫材テレン(置き台)付。調(しらべ=麻紐)は交換時期が迫っています。カバン入り(擦れ傷み進行)。※撥は付属しません。
昭和初期頃の製作品。浅草の老舗、岡田屋布施の製作品と思われます。
小鼓古胴 桐金銀蒔絵/十九段鉋目 特別販売価格399,000円(税込み)
江戸後期〜幕末頃に製作されたと思われる小鼓古胴。鼓筒重さ489グラム。請けには十九段の段カンナ目。巣間に百足嵐のカンナが彫られています。力強い音を備えた逸品です。※付属の古革は傷みが進行していますので補修が必要です。胴と同じモチーフの桐葉の蒔絵が施された木箱入り。