写真は、東京・中野の梅若能楽学院会館の能楽堂。
能楽堂ですので、もちろん室内なのですが、此処は外の日差しが十分に差し込むように設計されているところが大きな特長。
いにしえの能舞台のように、自然の光が醸し出す陰影が印象的です。
さてさて、今回は、ただ能楽堂を見学してきた報告ではございません。
じつは、第一線にてご活躍の能楽師の方々による素囃子を収録してきたのです。
下記写真右より、安福光雄氏(やすふくみつお/大鼓方高安流)、松田弘之氏(まつだひろゆき/笛方森田流)、当店和楽器担当の水本、田邊恭資氏(たなべきょうすけ/小鼓方大倉流)、林雄一郎氏(はやしゆういちろう/太鼓方観世流)。
収録を終えた後なので、皆さん穏やかな表情ですが、舞台上ではプロの凄みを十二分に発揮していただきました。
リハーサルなし。すべての演目、本番一発録りでOK!!
静寂と高揚が渾然一体となった躍動感漲る素晴らしい演奏でした。
有難うございました。
今秋に当店の和楽器売場のホームページをリニュアール致します。
より多くの方に和楽器の世界に関心を持って戴くために、目でも耳でも楽しめる内容にしたいと考えております。
その第一弾が、能楽です。
秋には皆様にお届け致します。乞うご期待くださいませ。
追伸:タイトルの初舞台とは、ビデオや録音機材のセッティングのため、ワタクシ水本が生まれて初めて能舞台に立った!!という意味です。
あっ、そうそう、ご存知でした?能舞台では白足袋着用が原則なんですよね。
恥ずかしながら、じつは生まれて初めて白足袋を履きました。
なんだか嬉しくて、まだ白足袋履いたままですっ!!
営業時間:11時〜20時(毎週水曜15時〜20時)