江戸後期の製作品で制作は阿波工房と思われます。胴内の請けには請けの上部には百足カンナ、下部には嵐カンナが施さており、所謂変わりカンナの類。音越し中央まで筋違いの刻みカンナが見受けられます。筒重492グラム。桜の芯材が使われおり、しっかりとした力のある音色を備えています。
電話03-5386-4563
営業時間13時〜20時(毎週水定休日)
お店の場所 JR山手線・新大久保駅より徒歩0分
東京都新宿区百人町1-11-23TC楽器3F
大久保管楽器/TC楽器3F和楽器コーナー
問い合わせメール:wagaku@tcgakki.com
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TC楽器/和楽器百人堂では、下記の楽器を除き、現在は買取業務を行なっておりません。
ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。
買取対象楽器:笛全般(能管、龍笛、篠笛等)、津軽三味線
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(旧店舗名:和楽器百人堂より在庫は引き継ぎましたが運営・場所等は変更しております)
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江戸時代の古管から昭和の笛師による新管まで、各時代の能管をご用意しました
当店の能管はすべて、笛師の元で整備を終えた状態です。
店頭にお越し頂ければ、笛のお試し吹きが可能です。
能管は一本、一本、音色も吹き心地も異なる個性豊かな笛でもあります。
この機会に能管の醍醐味を是非、ご体感ください。
[能管とは]
能や歌舞伎、長唄、お祭り等のお囃子で使われる日本固有の笛。西洋音楽的なメロディを持たず、唱歌(※)を元にした節回しをリズミカルに力強く吹き鳴らします。
(※)唱歌(しょうが)…「オヒヤラアリヒウイヤ ヒウ−ロロラア−」のように音の聞こえ方を片仮名で譜に表記したもの。能管の唱歌には音の高低はあるが、絶対的な旋律ではなく、ニュアンスに重点をおいた節回しに近い。ただし拍子(リズム)については極めて厳格に規定されています。
全長約39センチ。管外径3センチ前後。材質は竹。先端から歌口までの頭部分には節の太い真竹などの男竹が使われているものが多く、節の細い篠竹(女竹)と継いでいます。指孔(ゆびあな)は同一線上に7つ開けられています。
能管には音の高低はあるものの、中音域は通常の音階よりも狭く、独自の音移りを生み出しています。器楽的な純粋音以外に吹き込む息音(ノイズ)が重なっているため、倍音が大きく増幅されています。これらの要素が、鳴り始めた途端に舞台の気配を一変させる独特の音色の個性を形成しています。能管特有のヒャーと甲高く鳴る高音=ヒシギには、人間の可聴音域を超えた高周波が鳴っており、他の笛にはない類まれなる力強さが加わります。
能管は“神降ろしの笛”とも呼ばれており、そのルーツは縄文時代の祭祀に使われた石笛(いわぶえ)にあるとも云われています。
能の舞台では、神や死者などこの世のものではない登場物を舞台に誘う働きとして能管のヒシギが吹き放たれます。
まさに石笛の直系と云われる所以です。
能管は堅牢に成形された耐久性に優れた笛で、吹き込まれるほどに豊かな響きに変化を遂げていきます。製作から百年目から本領を発揮するとも云われおり、笛方が舞台で使う能管は三百年以上前に作られた古い笛であることも珍しくありません。
ただし乾燥には弱いため、良いコンディションを保つためには丁寧な保管と継続的な息入れが大切です。
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江戸時代製作の古管から、明治期、昭和、平成時代の笛師による新管まで、各時代の能管を取り揃えております。
能や歌舞伎、長唄、お祭り等のお囃子で使われる日本固有の笛、能管。西洋音楽的なメロディを持たず、唱歌(※)を元にした節回しをリズミカルに力強く吹き鳴らします。
(※)唱歌(しょうが)…「オヒヤラアリヒウイヤ ヒウ−ロロラア−」のように音の聞こえ方を片仮名で譜に表記したもの。能管の唱歌には音の高低はあるが、絶対的な旋律ではなく、ニュアンスに重点をおいた節回しに近い。ただし拍子(リズム)については極めて厳格に規定されています。
全長39センチ前後。管外径3センチ前後。笛材は竹。先端から歌口までの頭部分には節の太い真竹などの男竹が使われているものが多く、節の細い篠竹(女竹)と接がれている。指孔(ゆびあな)は同一線上に7つ開けられています。
能管の響きは聞き手に独特の緊張感を与えます。音の高低はあるものの、中音域は通常の音階よりも狭く、独自の音移りを生み出しています。器楽的な純粋音以外に吹き込む息音が重なっているため、倍音が大きく増幅されています。これらの要素が、鳴り始めた途端に舞台の気配を一変させる稀有な笛の個性を形成しています。
能管特有のヒャーと甲高く鳴る高音=ヒシギには、人間の可聴音域を超えた高周波が鳴っており、他の笛にはない類まれなる力強さが加わります。
能管は“神降ろしの笛”とも呼ばれるとおり、そのルーツは縄文時代の祭祀に使われた石笛(いわぶえ)にあるとも云われています。
能の舞台では神や死者などこの世のものではない登場物を舞台に誘う働きとして能管のヒシギが吹き放たれるのも、まさに石笛の直系と云われる所以です。
歌口の内部と頭部の間は蜜蝋で塗り固められ、頭の内部には笛全体のバランスを整えるために鉛錘が挿入されています。頭の先端には彫金した彫り物=頭金(かしらがね)(写真下)が嵌め込まれています。
頭部の裏側の爪形部分は、黒檀や紫檀などの別材が嵌めこまれています。昆虫の蝉を表した意匠であることから、この部分をセミ(写真下)と呼びます。
管の内外は生漆と砥粉などを混ぜた下地漆、朱漆が幾層にも塗り重ねられています。節と歌口、指孔以外の部分には樺桜の表皮を裁断して紐状に繋いだものや籐が巻かれ、その上からさらに黒漆が塗られています。指孔の間や歌口周りは竹の外皮は削られ、猫掻き、谷刳り(写真左)と呼ばれる技法が施されています。
堅牢に成形された耐久性に優れた笛で、吹き込まれるほどに豊かな響きに変化を遂げていきます。製作から百年目から本領を発揮するとも云われおり、笛方が舞台で使う能管は三百年以上前に作られた古い笛であることも珍しくありません。(下記写真の能管も製作から150年以上経過しています)
ただし、乾燥には弱いため、良いコンディションを保つためには継続的な息入れが大切です。
当店の能管はすべて、笛師の元で整備を終えた状態です。
店頭にお越し頂ければ、笛のお試し吹きが可能です。
能管は一本、一本、音色も吹き心地も異なる個性豊かな笛でもあります。
この機会に能管の醍醐味を是非、ご体感ください。
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営業時間11時〜20時(毎週水定休日)
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尺八史上最高の名人とも称された三世古童氏は、製管師としても卓越した才能の持ち主でしたが、演奏や古典本曲の研究に力を注いだため、製管の数は少なく、現存する尺八はわずかです。
歌口廻りに極薄の鼈甲を筒状に挿入するという高度な技巧が施されています。
三世古童が特許を所有していた製法です。
歌口は古管などを見習い、角を入れずに成形されています。
使われている竹は堅牢で肌目の細かな最良の材です。竹管を指で弾くとチーンと響くほど極めて硬質です。
継ぎの部分は籐巻きや太銀輪管ではなく、敢えて極細の銀一線としているのは、上下の管が一本の竹が繋がっていた姿のままであることを判りやすく演出するための粋な施しです。
三世古童氏は56歳の若さでこの世を去りましたが、この一管は亡くなる前年に手渡された一管。
生涯最後の一管だったかもしれません。歴史的名管に相応しい逸品です。
自身が納得した最良の一管のみに施された3つの小判型焼印(三印管)
管尻の根をわざと残しているのも三世古童管の特徴的な姿です。
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営業時間11時〜20時(毎週水定休日)
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竹取物語(かぐや姫)の原文による語りと、能管(笛)、楽琵琶・薩摩琵琶・盲僧琵琶、多種多様の打楽器による音楽舞台です。
昨今のような状況下であるからこそ、生の演奏と声が生み出す世界の素晴らしさを体験してみませんか。
場所は落ち着いた雰囲気で定評のある神楽坂の矢来能楽堂
普段、能をご覧になられることがない方にも、この機会に是非、能楽堂の非日常的な空間も合わせてご体感頂ければと願っております。
出演
坪井美香(つぼい・みか)…語り
松田弘之(まつだ・ひろゆき)…能管(笛)
岩佐鶴丈(いわさ・がくじょう)…琵琶
橘政愛(たちばな・まさよし)…打ちもの
公演日時10月23日(金曜)
昼の部 開場14:30 開演15:00
夜の部 開場18:30 開演19:00
ところ 矢来能楽堂 (新宿区矢来町60)
入場料(全席自由席) 前売り4,000円 当日4,500円
●本公演は感染予防措置を講じて開催されます。販売席数は各公演前後左右をあけて、通常定員の50%迄といたします。
●受付の際は、他のお客様との間隔を充分にとってお並びください。
●会場のお手洗いは数が大変に限られております。なるべくご来場前にお済ませ頂き、公演前後のお手洗いのご利用は、間隔をあけてお並びください。
チケット予約は下記メールにてお願いいたします。
チケット予約メール:taketori.monogatari.2020@gmail.com
(お名前・枚数・昼の部、夜の部のいずれか記載/案内返信メールが届きます)
※今回の公演の席数は、通常公演の定員数の半分未満となります。お早めのご予約をお勧めいたします。
お問い合わせ先070-2805-3014
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東京都新宿区百人町1-11-23TC楽器3F
三十年にわたり現在進行形の邦楽文化の情報・発信を続けている月刊誌『邦楽ジャーナル』にて、和楽器百人堂店主・水本真聡によるコラム『百人町捕物帳〜和楽器よもやま噺』 が連載中です。和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介しております。
邦楽ジャーナル11月号(表紙:後藤すみ子/箏奏者)は、正倉院の刻彫尺八を吹いてみた!?(P31)。是非ご購読ください。
現在、和楽器百人堂では現在、各種尺八をご用意しております。(11月2日現在)
店頭にて、お試し吹き出来ます。皆様のご来店をお待ちしております。
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営業時間:11時〜20時 (毎週水曜休み)
お店の場所 JR総武線大久保駅南口より徒歩3分(土・日も空いてますのでオススメ)
JR山手線新大久保駅から徒歩2分
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「田楽散楽」-室町以前の音楽の再現と創造-
室町以前の日本の音楽“田楽 散楽”節会の舞、能楽の音楽とその根本の音楽、そしてその要素で新たに作曲した曲を披露。
2018年12月18日(火) 開場18時半 開演19時
場所:セルリアンタワー能楽堂(渋谷)
出演者
一噌幸弘(能楽笛方、能管、田楽笛、その他)
山田路子(能管、田楽笛)
小濱明人(尺八)
辻本好美(尺八)
石川高 (笙)
芳垣安洋(ドラムス)
地笛
武田朋子
森田梅泉
横石雄紀
植松久宜
チケット絶賛発売中!!
カンフェティ
TEL 0120-240-540(平日10時から18時)
お問い合わせ:幸弘の会
http://issoyukihiro.com
TEL 080-9500-5219(平日10−17時)
e-mail: info@issoyukihiro.com
主催・企画・制作:幸弘の会
チケット料金
S席正面指定席¥6,500
A席中正面自由席¥5,500
B席脇正面指定席¥4,500(各席とも当日はプラス¥500)
和楽器百人堂プレゼンツ特集ページ〜能囃子の秘密
和楽器百人堂
03-5386-4566
営業時間:11時〜20時 (毎週水曜休み)
東京都 新宿区 百人町1丁目 11-29 ARSビル1F
JR山手線新大久保駅から徒歩2分、大久保駅南口から徒歩3分
]]>(2018年10月12日在庫)
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三十年にわたり現在進行形の邦楽文化の情報・発信を続けている月刊誌『邦楽ジャーナル』にて、和楽器百人堂店主・水本真聡によるコラム『百人町捕物帳〜和楽器よもやま噺』 が連載中です。和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介しております。
邦楽ジャーナル10月号(表紙:北山たけし)では、茶道の好み物として製作された松竹梅板三味線について(P35)。是非ご購読ください。
現在、和楽器百人堂では現在、津軽三味線2丁と地歌三味線1丁をご用意しております。(10月12日現在)
店頭にて、お試し弾き出来ます。
地歌三味線 トチ入り花梨棹
津軽三味線 紅木棹 本象牙糸巻き
津軽三味線 紅木棹子持ち綾杉彫胴
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三十年にわたり現在進行形の邦楽文化の情報・発信を続けている月刊誌『邦楽ジャーナル』にて、和楽器百人堂店主・水本真聡によるコラム『百人町捕物帳〜和楽器よもやま噺』 が連載中です。和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介しております。
邦楽ジャーナル7月号(7月1日発売/表紙:石井竜也)では、鼓の革について(P31)。是非ご購読ください。
現在、和楽器百人堂では古胴を中心に小鼓・大鼓を随時ご用意しております。
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三十年にわたり現在進行形の邦楽文化の情報・発信を続けている月刊誌『邦楽ジャーナル』にて、和楽器百人堂店主・水本真聡によるコラム『百人町捕物帳〜和楽器よもやま噺』 が連載中です。和楽器にまつわる小咄・エピソードを少しマニアックな解説を盛り込みながらご紹介しております。
発売中の邦楽ジャーナル6月号(6月1日発売/表紙:藤原道山)では、メロディを持たない日本固有の笛/能管の後編p28)です。邦楽ジャーナルを是非ご購読ください。
現在、和楽器百人堂では古管を中心に能管を随時ご用意しております。試奏大歓迎です。
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現在、発売中の邦楽ジャーナル5月号(5月1日発売/表紙:山本邦山・青木鈴慕)では、メロディを持たない日本固有の笛をとりあげました。
邦楽ジャーナルを是非ご購読ください。
現在、和楽器百人堂では古管を中心に能管を随時ご用意しております。試奏大歓迎です。
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